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福島・広野に生コン工場 復興工事に供給へ

 建設資材商社の下越物産(仙台市)の子会社、下越仙台陸送(同)は福島県広野町の広野工業団地に生コンクリート工場を建設する。操業開始は12月。東日本大震災からの復興関連工事などに向けて生コンを供給する。現地で9日、安全祈願祭があった。
 予定地は、震災と東京電力福島第1原発事故の後に撤退した食品工場の跡地約8400平方メートル。町が企業誘致に向け跡地全体(約3万7000平方メートル)を再整備し、一部を貸し出した。
 火力発電所建設や常磐自動車道4車線化、原発事故対応など周辺のインフラ整備に伴う需要を想定。製造から販売まで一貫して手掛ける体制を取る。
 操業開始2年後に、年間約5万立方メートルの出荷を見込んでいる。当初12人程度を地元雇用し、将来は35人程度にまで増やす予定だ。
 事業費は約9億3000万円。国の津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金を活用する。相沢勇栄社長は「需要が見込める地域。少しでも福島の復興に貢献したい」と話す。


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2017年05月10日水曜日


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