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<東北山林火災>釜石 火勢弱まる

 岩手県釜石市平田で8日に起きた山林火災は10日、前日までの消火活動と発生から3日目で初めて降った雨で火勢は弱まったが、鎮火には至っていない。岩手県や自衛隊などは11日も早朝から消火活動をする。
 県や市によると、午前5時45分ごろから岩手、青森、秋田3県と自衛隊のヘリコプター1機の計4機が上空から消火に当たった。地上からも消防団員ら約270人態勢で放水したが、雨と濃霧で視界が悪くなり、昼までに活動を終えた。
 焼失面積は約400ヘクタールのままで、9日に民家まで300メートルほどに迫った火は約1キロまで後退した。
 尾崎白浜、佐須両地区の136世帯348人への避難指示は続いている。午後2時現在、避難所2カ所に計43世帯78人が避難した。
 10日に記者会見した野田武則市長は「鎮圧状態になるにはまだ時間がかかる」との見通しを示した。避難者について「民家への延焼の恐れがなく安全が確認できれば、12日にも宿泊を伴う一時帰宅を実施する」と述べた。


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2017年05月11日木曜日


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