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<ほっとタイム>大切な縁 これからも

茉里さん(中央)と祥吾さん(左)を祝福する大森さん

◎手紙交流に新たな記念日

 手紙をきっかけに始まった交流に、新たな記念日ができた。
 盛岡市で4日にあった結婚披露宴。新婦の中学校教諭佐々木茉里(まり)さん(25)=岩手県矢巾町=は新郎の会社員祥吾さん(27)に、文通仲間の宇都宮市の会社員大森利和さん(61)を紹介した。「栃木の父」と呼んでいる。
 大森さんは祥吾さんと笑顔で握手し、「茉里さんをよろしく」と祝福。2人に温かいまなざしを向けた。
 1999年5月に岩手県西和賀町であった河北新報錦秋湖マラソンに初めて参加した。大会冊子の手紙が目に留まった。「がんばってください」。当時7歳の茉里さんの言葉だった。
 手紙のやりとりが始まり、大森さんは大会で何度も同町の茉里さんの実家を訪れた。家族ぐるみの付き合いになった。茉里さんは生徒にこの交流を話し、「縁を大切に」と伝えている。
 茉里さんのおなかに、新しい命が宿る。「子どもも見守ってほしい」と茉里さん。大森さんは「娘のような存在。また会いに来る」と再会を誓った。(北上支局・布施谷吉一)


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2017年05月12日金曜日


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