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<街角景気>東北5ヵ月ぶり改善もなお不況感

 東北活性化研究センターは11日、新潟を含む東北7県の4月の景気ウオッチャー調査結果を発表した。街角の景気実感を3カ月前と比較した現状判断指数(DI、季節調整値)は、前月比0.9ポイント上昇の46.2となり、5カ月ぶりに改善した。節約志向にやや改善がみられたが、好不況を判断する目安の50は5カ月連続で下回った。
 分野別(原数値)では、家計動向が1.9ポイント低下の47.7で、2カ月ぶりに前月を下回った。遊園地や百貨店で改善したものの、小売店などで悪化した。企業動向は横ばいの45.4。建設業や広告代理店、食料品製造業で改善した。
 ウオッチャーからは「デフレ傾向は継続している」(スーパー)と厳しい見方がある一方、「個人客や団体客の申し込みが多く、宿泊単価が微増している」(旅館)「バッグや雑貨を中心に高額商材が好調」(百貨店)と明るさが示された。
 2、3カ月先の見通しを表す先行き判断DI(季節調整値)は、1.0ポイント低下の46.4で2カ月連続の悪化を見込む。円高の影響などで「仕入れ単価が上昇している」(レストラン)と慎重な見方が目立った。
 センターは内閣府実施の東北分の調査を担当。小売業者など210人のうち188人から回答を得た。


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2017年05月12日金曜日


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