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公海操業に向けサンマ船が出港 大船渡

家族らに見送られて出港する第8三笠丸

 岩手県大船渡市の鎌田水産のサンマ船「第8三笠丸」(199トン、乗組員19人)が11日、北太平洋での公海操業に向けて同市赤崎町の蛸(たこ)ノ浦漁港を出港した。北海道で他県船籍の11隻と合流し、7月下旬まで操業する。東北からは石巻、青森船籍のサンマ船が各1隻参加する。
 漁獲したサンマは、洋上でロシア船に売るなどして全量輸出する。ロシア海域でサケ・マス流し網漁が禁止されたことに伴う代替漁業で、今年で2年目。国の補助を受けて3年間行う。
 全国サンマ棒受網漁業協同組合によると、昨年の漁獲量は4637トンで計画の約4割にとどまった。サンマが不漁だったことに加え、ロシア船の到着が遅れて漁獲量が制限されたため。
 船を見送った鎌田仁社長は「雇用を守るためだが、経営が成り立つかを確かめる試験操業でもある。昨年よりも赤字を減らす漁になってほしい」と話した。


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2017年05月13日土曜日


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