宮城のニュース

<エコラの日々>フェアトレード

絵・木下亜梨沙

 先日フェアトレードコーヒーを購入しました。購入の一番の理由は、カフェインレスでした。私はどんなお茶も大好きですが、カフェインに弱く、お昼以降にお茶を飲むと夜眠れなくなります。普段から緑茶等は午前中に、お昼からはルイボスティー等と飲み分けています。しかし、時には変わったものが飲みたくなります。そんな折、共同購入のチラシに「カフェインレスコーヒー」を見つけたのです。「フェアトレード商品」とも書いてありました。
 「フェアトレード」、ご存じの方も多いと思います。直訳では「公平な貿易」。生産者の労働環境や生活水準を高めるために、適正な価格と長期的な取引を行うというものです。
 コーヒーや紅茶、チョコレートなどたくさんの食べ物や日用品が世界中から日本へ届けられています。その大半の商品の価格は安く抑えられ消費者にとってはありがたい半面、生産者へきちんと対価が支払われているのか心配になります。安く販売される商品の生産国は発展途上国が多く、生産者は低い賃金で働かされています。生産性を高めるために必要以上の農薬が使われ、環境破壊が起こったりしています。
 さらに、強い農薬により体を壊す人や中毒死する人もいるそうです。賃金の安い子どもも働き手となり、貧しいために学校に通うことも遊ぶこともできないという状況が繰り返されています。
 そんな犠牲の上で成り立つ安価な商品は、私は購入したくはありません。生産者には安心して働き、品質の良いものを作り続け、労働に見合った賃金を手にしてもらいたいと考えます。
 そんな理由もあり、ちょっと高めでしたが、フェアトレードコーヒーを購入したのです。
 ところで、「オーガニックコットン」も大切なフェアトレード商品の一つだということを、遅まきながら最近知りました。オーガニック農法による製品は消費者が安心して使用できるメリットがありますが、生産者の健康を守るという重要なことも含まれていたのです。
 それにより持続可能な生産が得られ、安定した多くの収入に結び付き、小学校などを建てられるようになったということです。村人自らの手で暮らしを向上させることができるのです。フェアトレードの貢献度は大きいですね。その商品を購入することで、広がりを応援していきたいです。
(ACT53仙台・岡 菜実)


2017年05月15日月曜日


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