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<楽天>価値ある敗戦 監督手応え

9回東北楽天1死一、三塁、藤田の一ゴロが野選となり、三走田中が同点の生還

 今季4度目のサヨナラ負けにも、東北楽天に悲嘆の色はなかった。最後こそ、延長十回に5番手森原が根元(東北福祉大出)に決勝打を浴びて敗れたが、劣勢の展開を打線が粘って追い付いての延長戦。梨田監督は「負けはしたけれど、粘りのあるゲームができた」と価値を強調した。
 十回1死二、三塁。一打サヨナラの場面で打者は3番根元。敬遠して打撃不振の4番福浦と対戦する選択肢もあったが、「福浦は率は低いが経験のある選手。思い切って腕を振れるなら勝負した方がいい」(梨田監督)と根元との勝負を選択。しかし、8球目のフォークボールが真ん中に入り、右前打を喫した。
 抜群の制球力を誇る森原だが、この日は要所で高めに浮き、プロ入り後、初めて連打を許した。「制球ミス。気持ちが入っていても、打たれたら意味がない」と反省した。
 打線は好投の涌井に食らい付き、二回に敵失で先制。2点を追う七回にも内野ゴロで1点を返し、九回は1死一、三塁から新人田中の好走塁が野選を呼び込んで追い付いた。適時打なしでしぶとく奪った3得点に池山チーフコーチは「どういう形でも点を取っていかないといけない。最後まで諦めない姿勢を示せたのは収穫」と話した。(浦響子)


2017年05月20日土曜日


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