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<山田町NPO横領>元代表の実刑確定へ

 最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は、岩手県山田町から東日本大震災の復興支援事業の委託費を着服したとして、業務上横領罪に問われたNPO法人元代表理事、岡田栄悟被告(38)の上告を棄却する決定をした。17日付。懲役6年とした一、二審判決が確定する。
 一、二審判決によると、北海道旭川市のNPO法人「大雪りばぁねっと。」代表理事だった被告は2011年11月〜12年11月、山田町から復興事業費として預かった資金を、マンション購入費に充てたり、事業に関わっていない知人に給与名目で渡したりして計約5300万円を流用した。
 被告は事業に必要な支払いだったと無罪を主張したが、一審盛岡地裁判決は信用できないと退けた上で「被災地の人々の思いを踏みにじる身勝手で悪質な犯行で、実刑が相当だ」と判断。二審仙台高裁も支持した。


2017年05月20日土曜日


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