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五月晴れ 田植えで笑顔

青空の下、田植えに挑戦する参加者

 東日本大震災の支援活動を通じて知り合ったボランティアらと交流を深めようと、震災の語り部の活動を続ける気仙沼市本吉町の元消防職員佐藤誠悦さん(64)が20日、町内で田植え体験会を開いた。
 会場は津波被害から復旧した佐藤さんの水田12アール。東京都や群馬県、米国からもボランティア経験者らが駆け付け、住民と計約40人で苗を植えた。
 地元の農協職員らがおにぎりや豚汁を振る舞い、仙台市在住の歌手の演奏会も行われた。
 2013年に気仙沼市を訪れ、佐藤さんと知り合った米シアトル在住のNPO法人職員後藤亜也さん(53)は「復興に尽力する住民と触れ合うことで、元気がもらえる」と満足そうだった。
 田植え体験は、震災で妻を亡くした佐藤さんが13年から企画する。佐藤さんは「手作りのイベントに、毎回多くの人が集まってくれる。震災を機に生まれたつながりを今後も大事にしたい」と話した。


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2017年05月21日日曜日


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