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津波被災から再生した畑 親子が苗植え体験

学生ボランティアと一緒に苗を植える参加者

 東日本大震災の津波で被災し、ボランティアらが再生させた仙台市若林区三本塚の畑で21日、「おいもプロジェクト」と名付けた農業体験があった。学生を中心とするボランティア団体「ReRoots(リルーツ)」の主催で、市内の親子連れなど25人がサツマイモとサトイモの苗植えに精を出した。
 参加者は農家の助言を受けながらうねに雑草よけのシートをかぶせた後、スコップで穴を開けて丁寧に計400本の苗を植えた。8月に芋を大きくするのに必要な「つる返し」と呼ばれる作業をし、10月に収穫する。若林区六郷の長谷川陽菜ちゃん(6)は「焼き芋が大好き。秋になって食べるのが楽しみ」と話した。
 プロジェクトは、再生畑での農作業を通じて被災地の現状と農業の魅力を伝えることが狙い。リルーツのメンバーの宮城大3年相米信吾さん(21)は「のどかな風景や農村に伝わる文化を発信して、地域を訪れるファンを増やしていきたい」と語った。


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2017年05月23日火曜日


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