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多賀城RV事故から12年 県内各地で追悼行事

慰霊碑に献花し、手を合わせる仙台育英高生

 多賀城市内の国道45号で仙台育英高生3人が飲酒運転のRVにはねられ死亡した事故から12年となった22日、県内各地で追悼行事などが行われた。
 同校多賀城校内の一角にある慰霊碑にはこの日、3人の遺影が掲げられ、1年生ら約1050人がクラスごとに献花して合掌した。悲惨な事故が二度と起こらぬように誓い、先輩の冥福を祈った。

◎飲酒運転根絶誓い新た
 クラス代表で献花した特別進学コースの佐藤伊織さん(15)は「事故のことが身近に感じました。日常の大切さを胸に、一日一日を無駄にせず頑張ることを誓いました」と話した。
 同市八幡の事故現場近くで市主催の飲酒運転根絶大会もあり、市民や仙台育英高生ら約180人が、ドライバーに飲酒運転ゼロを呼び掛けた。塩釜署も事故発生時の午前4時〜5時半に飲酒検問を実施し、酒気帯び運転1件を検挙した。
 白石市のホワイトキューブでは県飲酒運転根絶県民大会があり、県内の交通安全関係者ら約600人が出席した。
 県警の高須一弘本部長は「飲酒運転は凶悪な犯罪。悲惨な事故が絶無となる日まで粘り強く取り組む。一人一人に根絶の決意が刻まれるよう活動の継続をお願いしたい」と呼び掛けた。
 仙台育英高生徒会長の3年大竹祐太朗さん(17)は「飲酒運転は欲に負けて生まれる。一人一人が意識を持てば必ずこの世からなくなる。宮城から全国へ飲酒運転根絶を訴え続ける」とメッセージを読み上げた。


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2017年05月23日火曜日


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