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花を愛する人よ来て 若者を熱望

今月中旬にあった展示会で、作品を飾る台を整える佐藤さん(左)ら=仙台市青葉区の東北電力グリーンプラザ

 結成45周年を迎える日本固有のラン「エビネ」の栽培愛好者グループ「仙台えびね会」(仙台市青葉区)が会員の高齢化に伴い、若手の入会を募っている。同会は「東洋の美を感じさせる素朴な花を育てる楽しさを、若者にも知ってほしい」と願っている。

 エビネは日本列島や朝鮮半島南部の山地が原産のラン科の多年草で、東北の山にも自生する。高度経済成長期に全国で栽培ブームが起きた。仙台えびね会は全国に先駆けて1972年8月、山中に咲くエビネに魅了されたという宮城県内の登山愛好者ら37人が設立した。
 年1回、会員が育てたエビネの展示会を仙台市内で開いているほか、会員同士による株分け会、県内外の園芸業者の見学会といった活動に取り組んでいる。
 会員数は40年ほど前が最多で約50人を数え、30代の人もいたが、現在は60〜80代の約20人に減った。病気がちになって栽培できない人も多く、今月中旬にあった今年の展示会への出品者は10人にとどまった。
 入会して25年になる会長の会社役員佐藤徹雄さん(75)=仙台市太白区=は「若い世代の間で登山人気は続いている。エビネに興味を持つ人はきっといるはず」と入会を呼び掛ける。
 年会費3000円。連絡先は仙台えびね会事務局の叶井徳治さん022(278)7728。


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2017年05月23日火曜日


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