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牛伸び伸び 栗原・深山牧野で放牧開始

伸び伸びと草をはむ繁殖牛

 栗原市栗駒の市営深山牧野で23日、市内の畜産農家から預かった牛の放牧が始まった。牛たちは青々と茂った牧草をはんだ。
 この日は3歳以上の黒毛和種の繁殖牛72頭が預けられた。トラックで運ばれた牛たちは体重測定などを終えた後、牧場に放たれた。今年は97頭が放牧される予定。牛は体重500キロ台が中心。11月上旬までの放牧期間中に数十キロ体重が増える牛もいる。
 2頭を預けた繁殖農家伊藤慶博さん(38)は「来月も3頭を預ける予定。放牧した牛は足腰が強くなるからお産も楽になる。大きくなって戻ってきてほしい」と話した。
 深山牧野は福島第1原発事故の放射能汚染で2012年度の利用を休止し、表土の天地返しで汚染低減を図った。牧草の放射性セシウム濃度は国の基準(1キロ当たり100ベクレル以下)を下回っているが、市は慎重を期して肉牛と乳牛は放牧対象から外している。


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2017年05月24日水曜日


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