宮城のニュース

<塩釜地区新斎場>利府・名古曽が候補地に

塩釜地区消防事務組合の新たな斎場候補地=利府町森郷名古曽

 塩釜、多賀城、松島、七ケ浜、利府の2市3町でつくる塩釜地区消防事務組合(管理者・佐藤昭塩釜市長)が、塩釜市袖野田町にある火葬場「塩釜斎場」の移転先として、利府町森郷名古曽(なこそ)地区を検討していることが24日、分かった。
 関係者によると、斎場の移転候補地は県道利府松山線沿いで、県有林や森林組合林、水田跡などがある沢地。利府浄水場や惣の関ダムに近く、半径500メートル以内に住宅はない。
 事務組合はこれまで利府町赤沼地区を候補地として検討していたが、地権者や周辺住民との交渉が難航。これ以上先延ばしできないとして断念した。
 塩釜斎場は市南西部の住宅密集地にあり、1993年、73年に建築された施設の老朽化に伴い現地で建て替えられた。91年、建て替え計画に反対する地元町内会と「おおむね平成20(2008)年に移転する」「(現地での)次回の建設は認めない」という協定を結び、その後「平成30(18)年」に延ばした経緯がある。
 事務組合は候補地の名古曽地区について地権者らと交渉を進め、7月の組合議会定例会で正式決定する見通し。火葬炉は7炉と現行の施設より一つ増やす計画で、測量やボーリングによる地質調査を進め、年度内の基本設計を目指す。


関連ページ: 宮城 社会

2017年05月25日木曜日


先頭に戻る