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<気仙沼天旗まつり>凧と歩んだ30年 一冊に

記念誌に使う写真を選ぶコンベンション協会の職員

 28日に第30回大会が開かれる宮城県気仙沼市の「気仙沼天旗まつり」(実行委員会主催)の記念誌作りが進む。大漁や豊作の願いを込めて揚げられる港町特有の色鮮やかな凧(たこ)。住民や参加者から寄せられた貴重な写真をふんだんに使い、7月にも完成予定だ。

 実行委員会を構成する気仙沼観光コンベンション協会や「気仙沼凧の会」が2月以降、過去の参加者らに呼び掛け、写真を集めてきた。地元に加えて青森、福島、千葉県など全国各地から約300点が集まった。
 協会のスタッフは編集作業に懸命だ。虫の形や6畳の大きさのものなど大会を盛り上げた珍しい凧の写真が、約30年の歴史や東日本大震災以降、毎年のように会場を移しながら続けてきた苦労を伝える。
 旧暦の正月に商売繁盛を祈って凧を揚げた気仙沼の風習、1988年のまつりの立ち上げに汗を流した関係者のインタビューなども盛り込む予定。地元ケーブルテレビ局の協力を得てDVDも制作中で、コンベンション協会は「30回続いたまつりを通じ、気仙沼の歴史や文化を存分に味わってほしい」とアピールする。
 記念誌には今年のまつりの様子も収める。28日は気仙沼市波路上の気仙沼向洋高旧校舎の隣接地を会場に午前10時、愛好家約50人が一斉に凧を揚げる。来場した子どもに手作りの凧を贈る。
 強風や大雨の場合は中止。連絡先は気仙沼観光コンベンション協会0226(22)4560。


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2017年05月25日木曜日


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