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食文化担い手育成 鶴岡市、辻料理学館と協定

食を巡る文化・産業振興について包括協定を結んだ辻理事長(左)と榎本市長

 持続可能な食文化と観光関連産業の確立につなげようと、山形県鶴岡市は辻調理師専門学校をはじめ国内外で六つの調理師学校を運営する「辻料理学館」(大阪市)と、食を巡る文化・産業の振興と担い手育成に関する包括連携協定を結んだ。
 榎本政規市長と辻芳樹理事長が22日、鶴岡市で協定書に調印。近く、両者でプロジェクトチームを設置する。
 辻料理学館は、山形県出身の教員を中心に教員、生徒らのグループを鶴岡へ定期的に派遣。山形県の関係機関と共同研究を行うほか、食文化・産業の振興を担う人材育成のためのプログラム開発を目指す。
 鶴岡市は2014年、出羽三山の精進料理や多様な在来作物など地域に根差した食の豊かさが認められ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の食文化創造都市ネットワークに加盟している。
 辻理事長は「独自の発展を遂げた食文化を有し、在来作物の多様さとそれを生かす調理法、保存技術が根付く鶴岡は世界から注目されている。料理人を育成するわれわれにとっても魅力的な地域だ」と語った。
 榎本市長は「辻調理師専門学校の多くの人材が鶴岡をフィールドに食を研究することで、食文化に関心を抱き、誇りを持つ市民が増えてほしい」と期待した。
 同市が食文化に関して連携協定を結ぶのはイタリア食科学大に続いて2例目。


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2017年05月25日木曜日


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