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薄磯海水浴場、今夏再開 防潮堤工事が終了

 福島県いわき市は24日、海水浴安全対策会議を開き、薄磯地区の薄磯海水浴場をこの夏、7年ぶりに開設することを決めた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、福島県内で再開される海水浴場は同市の勿来、四倉に続き3カ所目。
 防潮堤工事などが終了し、地元の運営態勢も整ったことから再開が可能と判断した。開設期間は勿来、四倉と同じ7月15日〜8月15日の32日間を予定する。
 市によると、3カ所の海水浴場で今月計測した空間放射線量は毎時0.03〜0.05マイクロシーベルトと市内の通常の水準。海水の放射性物質はいずれも不検出だった。
 薄磯地区の住民らでつくる安全対策実行委員会の委員長で、海の家を開設予定の民宿経営鈴木幸長さん(64)は「すぐには元に戻らないと思うが、にぎやかな薄磯の海に徐々にしていきたい」と話した。
 震災前は市内に10カ所あった海水浴場に年約80万人が訪れた。うち薄磯の来場者は約26万人と主力の一つ。12年に再開された勿来と、13年再開の四倉の昨年の人出は計約6万7000人だった。


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2017年05月25日木曜日


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