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講座で交流「井戸端サロン」スタート

さまざまなテーマで親交を深める「井戸端サロン」

 仙台市太白区長町で今春、住民同士が交流を育む「井戸端サロン」が始まった。地元の歴史やマッサージの講座、健康マージャンの企画があり、講師も住民が務める。主催する長町のNPO法人「あなたの街の三河やさん」は「身近なテーマを糸口に、お年寄りや若者、障害のある人など誰もが気軽に集える場にしたい」と張り切る。

 サロンはNPOが営むJR長町駅近くの飲食店「杜(もり)もり」を会場に、月5回程度開く。午前10時半から昼食を挟んで午後2時ごろまで続ける。毎回、世代も職業もさまざまな人たちが十数人参加する。
 「ご当地を学ぶ」と銘打った歴史講座は、市歴史と文化財ガイドボランティア友の会の小坂仁会長(85)=太白区=が担当。「蛸薬師・舞台八幡神社」「十八夜観世音堂」など地元の歴史遺産を取り上げ、とっておきの逸話を交えながら易しく解説している。
 参加した太白区のパート従業員加納弘康さん(77)は「温かい雰囲気に心が満たされた。長く続けてほしい」と笑顔で話した。
 NPOは2005年に発足し、地域の困り事や障害者の就労などを支援してきた。長町は市立病院に加え福祉や介護に関わる施設が多く、2年ほど前から災害公営住宅での暮らしも始まっている。
 北村佳子理事長(55)は「参加対象を絞った催しが目立つ中、多様な人々が接点を持つきっかけづくりが必要だと感じた。新たな縁は、地域課題の解決にもつながると思う」と語った。
 昼食代500円。連絡先は、あなたの街の三河やさん022(308)7282。


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2017年05月26日金曜日


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