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田植えで「農聖」しのぶ 地元児童が体験

田植えをする児童

 明治期に秋田県で活躍した農業指導者石川理紀之助(1845〜1915年)をしのぶ田植えが25日、ゆかりの深い潟上市昭和豊川山田であり、同市大豊小の5年生38人が参加した。
 里山保全に取り組むNPO法人「草木谷を守る会」の主催。児童たちは地元農家の指導を受けながら、約10アールの田んぼにもち米の苗を植えた。近藤成君(10)は「農家の大変さがよく分かった」と話した。
 理紀之助は山田村(現潟上市)の地主・石川家の婿養子となった後、貧しい農民への営農指導に力を注ぎ、「農聖」と呼ばれた。児童たちは作業前、理紀之助が暮らした小屋に向かって一礼し、活動を見守ってくれるようあいさつした。
 理紀之助の子孫で草木谷を守る会代表石川紀行さん(69)は「理紀之助に思いをはせ、田植えを体験することで、食べ物の大切さを感じてほしい」と語った。


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2017年05月26日金曜日


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