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被災の浜からシカ肉提供 解体施設の上棟式

牡鹿半島の新たな拠点づくりを祝った上棟式

 東日本大震災で被災した石巻市の牡鹿半島を中心に7月22日から開催されるアートと音楽、食の総合祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)2017」の実行委員会は26日、半島の小積浜地区に整備するシカの解体処理加工施設の上棟式を開いた。
 シカの食害や猟師の高齢化など地域の課題解決に向け、実行委が出資し建設する。木造平屋の約100平方メートルで、完成は7月上旬の予定。加工したシカ肉は、半島の荻浜地区に整備する「牡鹿ビレッジ」などで提供する。
 式典には、関係者や地域住民約40人が出席。実行委の松村豪太事務局長は「RAFはただのお祭りではなく、地域の課題を解決するためのもの。新しい地域の資源として全国に発信したい」と述べた。
 小積浜集会所でシカ料理の試食会もあり、シカ肉の入ったカレーなどが振る舞われた。石巻市小積浜の自営業菅野香世子さん(44)は「シカ肉はローストビーフのように食べやすく、おいしかった」と話した。


2017年05月27日土曜日


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