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震災後初の漁 自慢のアサリ復活

熊手を使ってアサリを取る組合員ら

 東日本大震災で流失した宮城県石巻市の万石浦産アサリの資源回復に取り組んできた県漁協石巻湾支所は26日、震災後初のアサリ漁を行った。復旧した干潟は震災前の10分の1の約4ヘクタールにとどまるが、関係者らは自慢のアサリの復活を喜んだ。
 組合員ら約100人が参加。熊手で砂をかいて5センチ前後のアサリを次々とかごの中に入れ、計約3トンを採取した。今季の漁は6月下旬まで行う予定。
 支所管内では震災前、約40ヘクタールの干潟で30トンほどの生産があったが、震災による地盤沈下などの被害を受けた。県は2013年度から干潟の造成事業を進め、16年度に完了。支所は14年から、整備が終わった干潟に種苗を放流するなどしてきた。
 支所の青木英文副委員長(67)は「多くの支援をいただき感謝の気持ちでいっぱい。味に定評のある万石浦のアサリをぜひ食べてほしい」と話した。


2017年05月27日土曜日


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