岩手のニュース

もちもち小麦「もち姫」粘り強く普及目指す

盛岡生まれの小麦「もち姫」を使ったパン

 粘りが強くもちもちした食感が特徴の小麦「もち姫」の普及、拡大を目指す「盛岡地方もち小麦の郷づくり研究会」が盛岡市で設立された。
 研究会は岩手県盛岡農業改良普及センターや全農岩手県本部、岩手中央農協、農研機構東北農業研究センター(盛岡市)、もち姫を原料にした食パン製造で実績のある盛岡市の白石食品工業で構成。
 24日の設立総会で、生産拡大や食品見本市への参加のほか、本年度中に試作加工品を発表する方針を確認した。栽培面積は2017年の7ヘクタールから、18年は10ヘクタール、19年は20ヘクタールに増やしていく。
 もち姫は東北農業研究センターが開発し、2009年に品種登録したもち性小麦。でんぷんに含まれるアミロース量が少なく、パンや菓子の原料への活用が期待されている。
 盛岡市を中心とする盛岡広域圏は、県産小麦の45%を生産する一大産地として知られる。もち姫の生産拡大で、生産者の所得向上や首都圏での販路拡大を目指す。
 県盛岡農業改良普及センターの高橋英明所長は「幅広い加工品の原料として期待できる。関係機関と連携して需要を喚起し、盛岡生まれの品種で生産者の意欲を向上させたい」と話す。


関連ページ: 岩手 経済

2017年05月27日土曜日


先頭に戻る