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<地理的表示>「みやぎサーモン」など登録

石巻魚市場に今年初水揚げされた養殖ギンザケ=3月

 農林水産省は26日、地域の農林水産物や食品をブランドとして保護する「地理的表示保護制度(GI)」に宮城県石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市を生産地とする「みやぎサーモン」、秋田県大館市の「大館とんぶり」など5品目を新たに登録したと発表した。宮城、秋田両県内での登録は初めて。東北でGI登録を受けたのは計7品目となった。
 農水省によると、みやぎサーモンは生け締め処理を施した鮮度の高い養殖ギンザケ。水深が深く、波が穏やかで、7月下旬まで海水温が低い環境が養殖に適している。大館とんぶりは一年草のホウキギの実を原料とした加工品で、プチプチとした食感が特徴。
 26日に農林水産省で登録証を受け取った「みやぎ銀ざけ振興協議会」の小野秀悦会長は「県内のどこでもみやぎサーモンが食べられるよう飲食店、量販店にPRする。国内のほか、海外にも宮城のおいしさを発信したい」と喜びを語った。
 あきた北農協(大館市)の虻川和義常務理事は「大館とんぶりは江戸時代から栽培され、地元の食卓に並んできた。さらなる生産振興に取り組み、伝統野菜を守りたい」と話した。
 大分県内が生産地の「大分かぼす」、長野県木曽地方に伝わる漬物「すんき」、宇都宮市新里町の「新里ねぎ」も登録。全国で計35品目となった。


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2017年05月27日土曜日


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