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<千年希望の丘>津波よけ3万本最後の大植樹

丘(奥)につながる遊歩道ののり面に苗木を植える参加者

 東日本大震災で被災した岩沼市玉浦地区に市が造成中の「千年希望の丘」で27日、植樹祭が開かれ、津波の威力を減衰させる緑の防潮堤を築くため約3万本の苗木が植えられた。2013年に始まり5回目で、大規模な植樹活動は今回で最後となる。市などでつくる実行委員会が主催した。
 全国から約4000人が集まった。参加者はグループごとに別れ、丘と丘の間に盛り土された津波よけの遊歩道を移動。遊歩道の両脇ののり面計約1ヘクタールに、ヤマザクラやヤブツバキなど21種類を植え付けた。
 岩沼市玉浦小6年戸ケ瀬優月(ゆづき)さん(12)は「雨でぬかるんでいたから大変だったけれど、何とか3本植えられた。津波からみんなを守る木に成長してほしい」と話した。
 植樹祭には今回を含め、延べ約3万3500人が参加し、計約7.8ヘクタールに計約28万本を植えている。
 千年希望の丘は南北約10キロに高さ約10メートルの丘を15基並べ、同約3メートルの遊歩道でつなぐ構想。今回は南側の遊歩道約800メートル区間を対象とした。


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2017年05月28日日曜日


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