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<高田松原>白砂青松再生へ 1250本植樹

高田松原の再生に向け、苗木を植える参加者=27日午前、陸前高田市

 東日本大震災で「奇跡の一本松」を残して壊滅した、陸前高田市の名勝「高田松原」の再生記念植樹会が27日、現地で開かれた。約390人が参加し、白砂青松の景色を取り戻すための一歩を踏み出した。
 盛り土した造成地0.25ヘクタールに、生育2年のマツ1250本を植えた。参加者は高さ約30センチの苗木の成長を願いながら作業した。
 再生事業は、岩手県が同市のNPO法人「高田松原を守る会」と協力し、3年間で約8ヘクタール、1.8キロに渡って約4万本のマツの苗木を植える。約600本は高田松原の遺伝子を受け継ぐ苗木で、生育5年のマツ2本も植樹した。
 同市高田小5年の石川優成君(11)は、約7万本が立ち並ぶ松林の景色をあまり覚えていない。植樹会では、他の小学生と一緒に「苗木に負けないよう大きく育ち、緑豊かな高田松原を育てていく」と誓った。


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2017年05月28日日曜日


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