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<わたしの道しるべ>絵本通して被災地発信

◎イラストレーターなかだえりさん(42)=東京都足立区

 岩手県一関市出身で、本や雑誌などでイラストを発表しています。東日本大震災が起きた後、絵の仕事を通して被災地の何かを伝えたいと思い立ち、2011年10月に陸前高田市の「奇跡の一本松」を題材に絵本を制作しました。
 今年3月11日、「一本松」の絵本の読み聞かせイベントが都内でありました。6年余りがたち、震災を知らない子どもが増えています。絵本の内容の一部は、15年度から小学生の道徳の教科書に採用されました。災害の怖さ、防災の大切さを知るきっかけになってほしいです。
 陸前高田市を5月の大型連休中に訪れ、絵本の制作時に取材した地元の人たちと再会しました。これからも被災地の歩みを見続け、将来は復興の様子が伝わるようなハッピーな絵本を描きたいです。
 これまで、全国の駅弁をイラストで紹介する本、各地の古い街並みや建築物を巡る旅の本も手掛けました。東北に足を運ぶ人が増えるような著作も発表したいと思っています。


2017年05月28日日曜日


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