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<バドミントン>復帰戦 桃田「緊張あった」

試合後、観客席に向かって一礼する桃田

 処分明けの桃田が約1年2カ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。「最後の最後まで余裕はなかった」。試合後、観客席に4度頭を下げ、声援に感謝した。
 試合前「今まで感じたことのない複雑な緊張があった」。ラケットを持つ手が少し震え、地に足が着かない感覚に襲われる。第1ゲーム、スマッシュもネット際のプレーもブランクを感じさせずに簡単に5点を先取。だが、スコアを気にする余裕はなく「夢中だった。内容はあまり覚えていない」と素直に明かす。
 世界ランク2位の看板を背負っていた処分前、フィジカルより技術に頼っていた。「苦手なことに取り組もう」。敬遠していた走り込みとウエートトレーニングを積極的に取り入れるようになり、「以前とは違う感覚でシャトルの下に入れるようになった」。第一線から離れていた期間は無駄ではなかったようだ。
 中高を過ごした福島をはじめ、周囲を裏切ったことへの後悔は今も残る。「信頼回復に向け、諦めない、食らい付く姿勢をコート内外で見せたい」。日本の元エースが仕切り直しの第一歩を踏んだ。(剣持雄治)


2017年05月28日日曜日


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