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<こいのぼり>初夏だってコイの季節

民家の軒先で元気に泳ぐこいのぼり=28日、気仙沼市唐桑町

 気仙沼市唐桑町の空に、ちょっと遅めのこいのぼりが泳いでいる。太陽が顔をのぞかせた28日、マゴイやヒゴイが海からの風を受け、ゆっくりと巨体をくねらせた。
 こいのぼりを掲げるのは通常、5月5日のこどもの日。唐桑半島の家々では、厄よけで玄関に飾るショウブやかしわ餅に使うカシワの葉などが十分に成長していないため、新暦より遅い旧暦の端午の節句に合わせる風習がある。今年の旧暦の節句は30日に当たる。
 半島先端にある御崎神社の伊東一彦宮司は「氏子に配る年中行事表にも旧暦に従い、こいのぼりを揚げる日を書いている。これからも地域の習わしを絶やさないようにしたい」と話す。唐桑地域のこいのぼりは、子どもの健やかな成長を願うほか、大漁祈願などの意味もある。そのため、男児がいなくても軒先に飾る家があるという。


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2017年05月29日月曜日


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