宮城のニュース

<エコラの日々>コーヒー豆の麻袋

絵・木下亜梨沙

 4月29日開催の「第52回もったいない市」にはリユースマーケット出店者の他に、復興支援NPOや障がい者授産施設、有機農業に取り組む生産者なども参加、にぎやかにお祭りを楽しみました。
 私たちACT53仙台も、古布を裂いて編む裂き編みや風呂敷バッグの結び方を一緒に実演しました。
 また、今回初めてコーヒー豆の麻袋を紹介し、希望者に差し上げました。この取り組みは、「産業廃棄物になっているコーヒー豆の麻袋を有効活用できないだろうか」というメーカーの声を仙台市から伝え聞き、「あら、もったいない!」と思ったことがきっかけで生まれました。
 仙台市にご紹介いただき、工場を見学させてもらいました。コーヒーの製造工程はすべて機械の中。そこで私が目にしたのは、大量の生のコーヒー豆の袋と空になった麻袋でした。工場担当者によると1日300〜400枚出るとか。
 袋は産地によって異なっていて、糸の太さ、硬さ、文字や絵柄などそれぞれ特徴的でした。最近では柄を生かしたおしゃれなバッグやインテリア商品が販売されていますが、手作りの大好きな人にとっては、なかなか入手できないすてきな素材です。
 私もほどいて麻糸にしてコースターを織ってみました。涼しげでかわいらしくできました。袋のまま切ってきもの地の裏地を付けてショルダーバッグも製作。ナチュラルでいい感じに仕上がりました。
 もったいない市会場では「あなたなら何に使いますか?」というアイデアを伺いました。ガーデニング、敷物、ハンギング、野菜入れ、夏のバッグ、室内インテリア、折り畳み自転車の輪行用バッグなどいろいろな用途に使ってみたいとのことでした。皆さん喜んでお持ち帰りになりました。
 農家ではシイタケ栽培のほだ木の下に敷いたり、畑や田んぼの土手に敷いて雑草除けにしたり、土留めに使ったりしているそうです。
 ごみ(産業廃棄物)になるくらいなら、もっともっと活用したいですね。麻袋を欲しい方、アイデアをお持ちの方、ぜひACT53仙台までご連絡ください。
 私たちはこれまでも仙台市や宮城県などの委員会や懇談会に参加して、市民の意見を行政の施策に反映してきました。これからは企業と市民をつなぐ役割も担えるとうれしいなあと感じています。
(ACT53仙台・矢吹真理子)


2017年05月29日月曜日


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