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<錦秋湖マラソン>早坂 経験生かし新鋭阻む

一般男子30キロで4年連続6度目の優勝を決め、ガッツポーズでゴールする早坂

 一般男子30キロは早坂(宮城・石巻RC)が4連覇。同じ石巻RCで練習する大橋(石巻市役所)に競り勝ち、両拳を強く握りしめてゴールテープを切った。「無我夢中で駆け抜けた」と笑みがこぼれた。
 「新旧対決」を制した。33歳の早坂にとって、23歳の新鋭・大橋は「走力では上」と実力を認める相手。スタートから20キロすぎで約100メートルも離されたが、「ペースを合わせると苦しくなる」と焦りはなかった。
 自分の走りを守り、後半に勝負を懸けた。残り10キロ付近からピッチを上げて大橋との差を徐々に詰め、視界に捉えた。「何度も振り返り、こちらを意識していた」。勝機と感じた。
 残り6キロ付近で並び、ゴール300メートル手前の幅1メートルほどに狭まった誘導路の入り口でスパート。並走が難しい条件を生かし、大橋をかわした。6度目の優勝は「コースは熟知している」と言う経験が生きた。
 仙台高で野球部に所属し、20歳で競技を始めた遅咲き。東農大で走りを磨いた大橋とは各地のレースでしのぎを削り、「大きな存在」と刺激を受けている。
 6月には100キロ世界選手権の代表選考も兼ねるサロマ湖ウルトラマラソン(北海道)に出場。強敵に競り勝った今大会の自信を胸に「自己ベストを更新して日本代表になる」と誓う。166センチ、61キロ。仙台市出身。(スポーツ部・山本武志)


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2017年05月29日月曜日


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