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<楽天>セ本拠地試合 下位打線組み方が鍵

30日に始まる交流戦に備え、バント練習する則本。右は岸

 東北楽天は巨人3連戦を皮切りに交流戦に臨む。今季は、小技が使えて出塁率も高い9番嶋ら下位打線から、茂木、ペゲーロ、ウィーラー、アマダーの1〜4番につなげて得点する形が目立つ。それだけに指名打者制(DH)を採用しないセ・リーグ本拠地の試合でどのように打線を組むかが、交流戦を勝ち抜く一つの鍵になりそうだ。
 打線のつながりを重視すれば、8番に投手を入れて9番に嶋を置く形もあり得る。だが池山チーフコーチは9番に投手を入れることを検討。「いい打者から打席に立たせたい。投手にはバントやバスターをしっかり練習させ、9番をこなしてほしい」と考える。
 今季の打線の中核とも言える外国人トリオについて、池山コーチは「3人同時起用は保ちたい」と語る。主に指名打者で出場するアマダーの起用法が一つの焦点となる。26日の西武戦では先発一塁で試したが、交流戦では一、三塁を守れる今江、三塁ウィーラーとの兼ね合いもあり、どのような形になるか注目される。
 先発陣は、椎間板ヘルニアで離脱していた塩見が巨人3連戦から復帰し、今季初先発する。与田投手コーチは「球に力はある。塩見が安定してローテーションに入れれば、疲れの出てきた投手を休ませることができ、投手陣は厚みを増す」と期待する。30日からの6連戦は、辛島、塩見、則本、古川、美馬、岸の順で回す見通し。
 東北楽天は2013年、交流戦2位で勢いに乗り、初の日本一になった。現在パ・リーグは首位の東北楽天を2位のソフトバンクが3.5差で追う。交流戦でソフトバンクは昨季を含め6度の最高勝率を誇り、圧倒的な強さがある。
 東北楽天としてはリーグ戦同様に白星を重ねていくためにも、30日の巨人戦で幸先いいスタートを切りたい。梨田監督は「(巨人先発予定の)菅野はいい投手だが苦しめたい。当然1位になるつもりで交流戦を戦う」と語った。(金野正之)


2017年05月30日火曜日


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