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<仙六野球>仙台大、優勝持ち越し

福祉大―仙台大 8回を無失点と好投した福祉大の先発・山野

 最終節第2日の29日、仙台市の東北福祉大球場で東北工大−東北大、福祉大−仙台大の各2回戦があり、福祉大が先勝した仙台大を下して1勝1敗のタイに持ち込んだ。工大は東北大を破って勝ち点を2に伸ばし、4位が確定した。東北大は3季連続の5位。
 工大は打線が11安打と攻め、東北大に10−1で七回コールド勝ちした。福祉大は先発山野が8回4安打12奪三振と好投し、仙台大に3−0で零封勝ちした。
 最終節第3日の30日は、同球場で仙台大−福祉大の3回戦があり、勝った方が優勝。試合開始予定は午前10時。

◎福祉大山野12K

 福祉大−仙台大2回戦(1勝1敗)
福祉大000100200−3
仙台大000000000−0
(勝)山野6試合4勝
(敗)馬場3試合2勝1敗

 【評】福祉大が零封で1勝1敗のタイとした。先発山野は8回12奪三振の好投。打線は四回に楠本の右前適時打で先制、七回も4安打で2点加えて援護した。仙台大は五回無死二塁の好機を逸したのが響いた。

<山野、望みつなぐ力投>
 王座奪還へ後がない福祉大は、先発した1年生左腕山野の力投で望みをつないだ。8回を4安打無失点で12奪三振。シュート回転しながら沈む独特のチェンジアップで仙台大打線を苦しめ、1−0の五回無死二塁のピンチは3者連続三振で切り抜けた。「良い結果を出せてよかった」と胸をなで下ろす。
 公式戦で使ったのは高川学園高(山口)の主戦として出場した昨年夏の全国高校選手権1回戦の履正社高(大阪)戦以来。1−5で敗れたが、甲子園の大舞台で強豪に通用した自信があった。「負けられない試合だから勝負できる球種を選んだ」。新入生の堂々のマウンドに大塚監督も「90点はあげたい」と喜んだ。

<仙台大・馬場の復調が収穫>
 2連覇は持ち越された仙台大だが、収穫はプロ注目の右腕馬場の復調だろう。体調不良により4月16日の東北大戦以来、約1カ月半ぶりに先発登板。6回2安打1失点と力投し、球速は最高155キロと自己記録を2キロ更新した。
 「(失点した)四回は高めに浮いた球を打たれたが、速球で押せる手応えをつかんだ」と振り返る表情に暗さはない。投球数は77球にとどまり、30日の3回戦に向けても「疲れはない。(主戦の岩佐)政也らとつないで勝利に結び付けたい」と強調。ロングリリーフもいとわない覚悟だ。

◎工大11安打大勝

 東北大−工大2回戦(工大2勝)
工 大0163000−10
東北大0001000−1
(七回コールドゲーム)
(勝)佐藤洸7試合2勝3敗
(敗)中尾1試合1敗

 【評】工大が11安打を集めて大勝。二回無死二塁から佐藤黎の右前適時打で先制すると、三回は佐藤幸、佐々木の連続適時打など打者10人の猛攻で6点を奪い、四回も3点を加えた。東北大は投打とも力負けした。


2017年05月30日火曜日


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