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<高校総体>真野初優勝 男子200m

女子七種競技 3連覇を達成した利府の中村(右)

 陸上競技最終日は29日、利府町の宮城スタジアムで男女14種目の決勝があった。女子七種競技は中村雪乃(利府)が大会新の4531点で3連覇し、27日の女子走り高跳びとの2冠を果たした。女子3000メートルはヘレン・エカラレ(仙台育英)が9分6秒11で3連覇を達成した。
 男子200メートルは真野竜伍(東北)が22秒59で、男子110メートル障害は尾形直也(東北学院)が14秒90で、ともに初優勝。真野は27日の100メートル、尾形は28日の400メートル障害と合わせ2冠に輝いた。女子200メートルは佐藤芹香(古川黎明)が25秒50で連覇し、27日の100メートルとの2冠を決めた。学校対抗は男子が仙台育英、女子は常盤木学園が制した。

◎女子七種競技 中村、大会新V3

 宮城県高校総体女子七種競技の中村(利府)は全7種目でトップに立ち、大会新の4531点で3連覇に花を添えた。「各種目を一つ一つ集中してクリアしていったら初めての全種目1位。うれしい」と喜んだ。
 最終種目の800メートルは序盤から首位をキープ。独走かと思いきや、終盤に植木(柴田)に0秒41差まで追い上げられた。「自分のペースをつくれなかった。負けちゃ駄目だと自分を励ましながら走った」
 ゴールするとトラックに倒れて号泣した。全力を出し切ったからではない。県高校記録(4544点)に届かないタイムと分かり、あまりの悔しさに涙が出た。
 3年間、県内では無敵だった。県高校総体は1年目3902点、2年目4202点。着実に点を伸ばし、3年目は県高校記録を塗り替えることが目標だった。この悔しさは、東北大会で晴らすつもりだ。
 表彰式前、トラックの隅で泣いていると、総合2位の植木、3位の阿部(富谷)が声を掛けて励ましてくれた。
 「混成競技を始めた中学2年からの仲間。この種目、このライバルたちと出会えて良かった」。泣き顔は最後、笑顔に変わっていた。169センチ、62キロ。(岩崎泰之)


2017年05月30日火曜日


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