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無人船で薬剤散布 JAXA研究員が水田で実験

水田を滑るように走るプロペラボート

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の長谷川克也研究員(計測学)は29日、仙北市角館町の水田で、自ら開発したプロペラボートを使って除草剤をまく実験を行った。農作業の省力化が狙い。7月には、市内で固定翼の小型無人機による薬剤散布実験をする。
 無線操縦のプロペラボートは長さ1メートル、幅40センチのボディーボードに、プロペラ2基と衛星利用測位システム(GPS)のアンテナ、バッテリーを取り付けた。
 プロペラの推進力で水上を滑るように走り、イネの茎を傷つけずに押し倒しながら進む。市販品活用で材料費は約5万円に抑えた。
 実験は3.4アールの水田で行い、除草剤に見立てた液体を散布した。実験に使った水田を所有する農業佐々木喜行さん(47)は「扱いやすそうだ」と話した。
 7月の実験では無人小型機ドローンで散布の様子を上空から撮影。ボートのGPSによる測位データを使って散布状況を検証する。


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2017年05月30日火曜日


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