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<放射光施設>量研整備主体候補に

 次世代型放射光施設の新設を検討する文部科学省科学技術・学術審議会の小委員会は29日、施設の整備運営主体の候補を、国立研究開発法人の量子科学技術研究開発機構(量研、千葉市)とすることを決めた。4月末に始めた建設候補地の公募は応募が少なく、24日の締め切りを6月14日に延期した。
 小委は前回会合で、整備主体は量研か理化学研究所(理研)が適切として両者に打診。量研の田島保英理事は29日の会合で「組織の経営戦略と施設の方向性は一致している。産学連携を積極的に進めたい」と引き受ける意向を示した。
 理研は大型放射光施設スプリング8(兵庫県)の更新を控えていることなどから辞退した。
 量研は、放射線医学総合研究所に日本原子力研究開発機構の一部組織を移管して昨年4月に発足。原子力機構が理研と共にスプリング8の建設運営をした実績などが評価された。
 建設候補地は、産学官連携で整備を目指す地域を公募中。小委は応募件数を明らかにしていないが、これまでに産学連携組織の光科学イノベーションセンター(仙台市)と東北経済連合会、宮城県が東北大青葉山新キャンパス(同)への建設構想を提出した。
 小委は今後、応募者ヒアリングなどを通じ候補地を調査する。


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2017年05月30日火曜日


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