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<修験寺>この身を差し出して

岩場で覗きの行に精進する参加者

 宮城県丸森町の修験寺「駒場滝不動尊愛敬院」の峰入り修行が同町の岩岳であった。仙台市や富谷市などから30人が参加。岩場で身を差し出し、心の塵(ちり)を払う「覗(のぞ)きの行」に精進した。
 28日、先駆けに従い不動尊を出立。清滝で足を水に浸し、勤行をした。山頂での覗きの行で、山伏が「親を大事にするか」「人のために尽くすか」などと問い掛けると、修行者は大声で「はい、します」と答えた。
 不動尊は約1100年前、県境を接する伊達市の霊山寺(南北朝の戦乱で焼失)の鬼門にまつられたとされる。峰入り修行は霊山で行われていたが、東京電力福島第1原発事故のため2年休止し、2013年に岩岳に場を移し、再開した。
 初参加した南相馬市原町区の地方公務員今野大(ひろし)さん(49)は「山登りはきつかったが、貴重な経験だった。地域の復興を祈願した」と話した。


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2017年05月31日水曜日


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