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<女川魚市場>復興前進 整備完了で式典

テープカットで市場の完成を祝う関係者ら

 東日本大震災で被災した宮城県女川町の女川魚市場で30日、復旧に伴う整備事業の完了を祝う式があった。町の基幹産業である水産業の中核施設が再生を果たし、復興が大きく前進した。
 式には関係者ら約80人が出席。須田善明町長は「市場は町の経済にとって非常に重要な存在。フル活用して町を発展させるとともに、これまでの支援に応えていきたい」と述べた。
 市場は津波で壊滅的な被害を受けたが、2011年7月に運営を再開した。13年に整備事業に着手し、今年4月完成。今月上旬、全面的に本格稼働した。
 東、中央、西の三つの荷さばき場と管理棟の計4施設で、延べ床面積は約2万平方メートル。総事業費は約83億円で国の補助金などを活用した。
 東荷さばき場は開放型で大量の魚を扱えるのが特徴。中央、西の両荷さばき場は鳥獣などが入らないようシャッターなどで囲われた密閉式で、高度衛生管理に対応する。
 16年は約4万3850トンを水揚げし、取扱額は約79億7200万円だった。


2017年05月31日水曜日


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