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<エスタ>被災のスーパー 惜しまれ閉店

いすや机などの備品も販売して最終日を迎えたエスタ

 JR石巻駅前の石巻市役所1階に入るスーパー「エスタ」が31日、閉店した。旧さくら野石巻店の閉店に伴い営業を始めてから9年。常連客からは惜しむ声が上がった。
 最終日も通常通り午前10時に開店。5月8日に閉店の告知をしてから半値で売るなど在庫整理を始め、ほとんど商品が無くなった店内だが、買い物客が足を運び、キュウリや総菜、魚の切り身などを購入した。
 石巻市築山の主婦(80)は「買い物ついでに友人と会い、おしゃべりをするのが楽しみだった。従業員の方も顔なじみなのに、会えなくなると思うとさみしい」と語った。
 エスタは東日本大震災の津波で浸水し、商品や冷蔵庫などに大きな被害が出た。市中心部の住民が減少するなどの影響もあって売り上げが伸びず、来年5月末の契約期限を前に閉店を決めた。
 エスタの和賀井健介店長(35)は「ご不便をお掛けするが、利用していただいたお客さまには感謝の気持ちを伝えたい」と語った。


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2017年06月01日木曜日


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