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<仙台市長選>林氏、各会派に政策アピール

記者会見と市議会などへのあいさつ後、街頭で演説する林氏=1日午後、仙台市青葉区一番町

 「全身全霊、全力を懸けて仙台市の発展に力を尽くしたい」。7月の仙台市長選への立候補を1日表明した元衆院議員の林宙紀氏(39)は早々と街頭に立ち、決意と政策を訴えた。市議会と県議会の各会派へのあいさつ回りでは、政策骨子を記した文書を手渡し、支援を呼び掛けた。

 林氏は1日夕、市役所近くのアーケード商店街の入り口で演説。選挙戦前でフライング気味ながらも小雨の中、「これまでの政治人生に一区切りを付け、新しい第一歩を踏み出した。仙台をもっと大きく、魅力的な街にしたい」と、数十人の聴衆に熱っぽく訴えた。
 演説前には市議会と県議会の各会派を訪ね、立候補表明を報告。離党届を提出した民進党系の市議会会派「市民フォーラム仙台」に真っ先に向かったが、居合わせたのは市議1人のみだった。
 党県連は現在、独自候補擁立に向けた候補者選考のさなか。選考対象の1人でもある同会派の岡本章子代表は河北新報社の取材に「決断する前に真意を聞かせてほしかった」と複雑な表情を浮かべた。
 対照的に市議会最大会派・自民党では、斎藤範夫会長ら幹部がそろって応対した。政策の説明を受けた斎藤会長は報道陣に「よく勉強していて、市長選に臨もうという志は高く評価したい」と強調。林氏も「真正面から聞いてくれてありがたい」と感謝した。
 自民党は、既に立候補表明した会社社長菅原裕典氏(57)の支援を軸に検討しているが、林氏の存在は菅原氏の発奮材料となりそうだ。


2017年06月02日金曜日


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