宮城のニュース

<東京五輪>宮スタ芝補修に2億円

東京五輪のサッカー開催に向け、改修が計画されている宮城スタジアム=宮城県利府町

 2020年東京五輪・パラリンピックのサッカー会場となっている宮城スタジアム(宮城県利府町)について、宮城県が芝張り替えの工事請負費200万円を盛り込んだ17年度一般会計補正予算案を県議会6月定例会に提出することが1日分かった。3年間で総額約2億円を計上する見通し。
 本年度は芝を栽培する業者を選定し、種をまく作業に入る。18年春から1年以上かけて生育し、19年夏に芝を張り替える。養生期間を経て、改修は20年春に完了する見込み。
 宮城を含む都外7道県の五輪の仮設施設整備を巡っては、大会組織委員会が昨年12月、費用負担の原則を覆す可能性を示唆。県は負担の枠組みが不透明になったとして、17年度一般会計当初予算案への計上を見送った経緯がある。
 小池百合子都知事は5月11日、都外の仮設整備費を原則として全額負担する意向を表明した。組織委は、照明やバリアフリー化など宮城分の仮設費を約27億4000万円と試算。仮設と、五輪後も使用するため県が負担する常設に仕分ける作業が進むとみられる。
 芝張り替えに関し、村井嘉浩知事は2月、「大会まで時間がなく、6月に補正予算を組みたい」との方針を説明。費用については、5月29日の定例記者会見で「仮設扱いを主張しても協議は平行線をたどるだろう。負担はやむを得ない」との考えを示していた。
 同31日にあった政府と組織委、宮城県を含む各開催自治体の連絡協議会では警備や会場輸送の経費を開催自治体が負担することを確認し、大枠で合意した。負担額は計約350億円で、各自治体への割り振りは先送りされた。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2017年06月02日金曜日


先頭に戻る