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<震災孤児後見人横領>実刑判決破棄求め結審

 東日本大震災で両親を亡くしたおい(15)の未成年後見人として財産を管理中、計約6810万円を着服したとして業務上横領罪などに問われた叔父の無職島吉宏被告(42)=石巻市東中里2丁目=の控訴審初公判が1日、仙台高裁であった。弁護側は懲役6年を言い渡した仙台地裁判決の破棄を求め、結審した。
 弁護側は「被告に犯罪の認識はなかった。被害弁償も進めている」として一審に続き無罪を主張。検察側は控訴の棄却を求めた。
 一審判決によると、2011年8月〜14年11月、おいの口座に振り込まれた震災義援金や両親の死亡共済金計約6690万円を横領。11年4月には、おいの母親に当たる姉が震災で死亡したのに「入院中」と銀行にうそをつき、現金計120万円を引き出した。


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2017年06月02日金曜日


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