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高齢者困り事プロにお任せ 支援態勢強化

法人の設立総会で参加団体の連携強化を誓い合う経営者ら

 高齢者が抱える暮らしの悩み事解決に取り組む仙台市太白区の任意組織「シルバーパートナーズ(SP)」が、態勢を強化するため4月に一般社団法人化した。加藤鉄男代表理事(51)は「相続関係や空き家の解体など多様化する問題に対処できるプロ集団として、市民に信頼される組織にしたい」と意欲を語る。
 法人には仙台、多賀城両市と利府町の企業など35団体が参加。不動産業や法律事務所、古物商、薬局、配食サービスなど多彩な業種の各団体が、連携して高齢者と家族からの相談に応じる。
 5月27日に仙台市内で設立総会を開き、参加団体の経営者ら24人が出席。「相続と遺言」や「認知症と薬」などをテーマにした月1回の無料セミナーを継続するほか、新たに、福祉の充実を目指して現場からの政策提言を宮城県や仙台市に行うことなどを確認した。
 市内の地域包括支援センターとの合同勉強会や、就職を希望する高齢者向けの研修会も企画したい考えだ。
 SPは2014年8月に発足。お年寄りの多様な相談事にワンストップで対応できるネットワークをつくろうと、太白区で便利屋業を営む加藤代表理事が、所属する県倫理法人会の会員仲間に呼び掛けて設立した。
 当初の参加企業は衣食住関係を中心にした16社だったが、最近は認知症予防のマージャン教室やピアノ教室の経営者らも参加し、幅が広がっている。
 次回の無料セミナーは8日午後2時半〜5時に青葉区の市シルバーセンターで開く。年金の仕組みや地震に強い木造住宅をテーマにした講話などがあり、相談にも応じる。定員約20人。連絡先はSP事務局022(796)8655。


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2017年06月02日金曜日


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