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<則本新記録>チームメート、コーチら祝福

【東北楽天3―2巨人】8回に則本(右)が7試合連続2桁奪三振の日本記録を達成し、ベンチ前で出迎える梨田監督(中央)=コボパ宮城

 則本のプロ野球新記録となった7試合連続2桁奪三振の達成を、バッテリーを組んだ嶋やチームメート、コーチらも祝福した。
 「この緊張感の中でやるのは嫌ですね」。女房役として快挙を成し遂げた嶋は試合後、冗談交じりに表情を緩ませた。記録達成の重圧が掛かる一戦に、試合前から独特の緊張感がバッテリーにのしかかっていた。
 巨人打線は積極的に振ってきたため、二回までは1三振。それでも「三振も取りたいが、チームが勝たないと全く意味がない。逆に球数が減っていい」と切り替え、中盤以降はチェンジアップも使った配球で冷静に打者を打ち取った。その中でも要所で三振を取って積み重ねた12奪三振を「本当にすごい」と評価する。
 バックを守る野手陣もエースの記録達成をもり立てた。「力のある気持ちの入った球を投げていた。これはいけると思った」と選手会長の銀次。則本は四回に2点を失ったものの、打線が六回に一挙3点を奪い逆転。則本も野手の思いに応えるように、七、八回に4連続三振で奪三振数を2桁に乗せた。
 思いは救援陣も同じ。則本が三振を奪うたび、ブルペンで全員が喜び合った。
 野茂英雄氏が6試合連続2桁奪三振の記録を打ち立てた1991年、近鉄のチームメートとして見届けた真喜志内野守備走塁コーチは「野茂は2勝4敗だったが、則本は(7試合で)6勝。三振を取りながら勝っているんだから大したもんだ。もう破られないんじゃないか」と称賛した。


2017年06月02日金曜日


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