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BBQで古里元気に 婚活イベントにも力

高校生に炭火の扱い方などを指導する伊藤さん(右端)

 バーベキューを通じて古里の秋田市を活性化しようと、伊藤智博さん(44)が本年度の市地域おこし協力隊に着任した。4月に東京都から移り住み、趣味で培った技術を生かして市民に炭火の扱い方や調理法を指導している。「バーベキューは人と人とを結ぶ最高の手段」と、婚活イベントの開催にも力を入れる。
 伊藤さんは秋田商高を卒業後、防衛省に勤務。事務官として東京や仙台などで働き、福利厚生や災害時の後方支援などに携わった。
 幼い頃から野外活動に親しみ、2006年、当時住んでいた東京都練馬区の自宅近くの公園を拠点とするバーベキューサークルを設立。200回近いイベントを企画し、延べ2500人以上が参加した。
 イベントは主に会員制交流サイト(SNS)を通じて呼び掛けるため、多くの参加者は初対面だが、多くのカップルが誕生。うち13組は結婚に至った。「共同作業を通じて打ち解けやすく、互いを理解しやすい。婚活イベントに向いている」と話す。
 好きが高じて日本バーベキュー協会(東京)が主催する上級インストラクターの資格を取得。「将来は秋田県内でアウトドアを軸としたイベント会社を興したい」とUターンを検討中、協力隊の求人を見つけて応募した。
 本年度は市の事業として7月〜2018年2月に月1回程度、市内で県内外の男女を対象にバーベキューを通じた婚活イベントを開く予定。「田んぼや浜辺、スキー場などでも開いてみたい」と思い描く。
 「豊かな自然や食に恵まれた秋田はバーベキューに最適」と伊藤さん。「人をつなぐバーベキューの力で地元を盛り上げ、移住者の増加や婚姻率上昇につなげたい」と意気込む。


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2017年06月02日金曜日


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