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<原発事故>広野、楢葉でホテル建設始動

ハタゴイン福島広野(仮称)の完成イメージ図
楢葉ホテル(仮称)の完成イメージ図

 東京電力福島第1原発事故で住民が一時避難した福島県広野、楢葉両町で1日、ホテルの建設計画がそれぞれ動きだした。いずれも各町が開発するJR常磐線の地元駅近くに建設される。
 広野駅東側への進出が決まったのはハタゴイン福島広野(仮称)。鉄骨7階で客室数はシングル中心の222。8月着工、2018年10月の開業を予定する。
 廃炉など原発関連の技術者や復興事業従事者の利用を主に想定。大浴場やレストラン、多目的ホールを備える。従業員約30人のうち10〜15人は来春の新卒者の採用を目指す。
 事業会社はひろのプログレス合同会社。町の公募で選ばれた投資会社スターリングパートナーズ合同会社(東京)などが設立した。運営は「ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ」(東京)に委託する。
 ホテル側と町は1日、協定を結び、地元雇用や県産食材の活用を確認。プログレスの高萩阿都志(あつし)最高経営責任者は「福島県、相双地方、広野の復興に強い思いで取り組む」と述べた。
 楢葉町の竜田駅東側に建てられる楢葉ホテル(仮称)は18年7月末の開業を計画。神奈川県箱根町の旅館業「一の湯」の関連会社ファーストスプリングが経営する。鉄骨4階で客室数207。レストランやコンビニを備え、温泉も掘削。従業員30人程度を予定する。
 1日に地鎮祭があり、小川晴也社長は取材に「当面は(廃炉関連の利用が)7、8割だと思う。将来の観光目的の利用に耐えられる施設にする」と話した。


2017年06月02日金曜日


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