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健康増進の場に 福島・桑折にリハビリ施設

最新のトレーニング器具を体験する桑折町民ら

 東京電力福島第1原発事故で避難する福島県浪江町民が暮らす同県桑折町に1日、リハビリ用施設「もんも館」が開所した。浪江町民向けの仮設デイサービスセンターを再活用。桑折町社会福祉協議会が運営し、両町民が利用できる。

 もんも館は仮設住宅の敷地内にオープンした。木造平屋の延べ床面積約290平方メートルで、歩行訓練などの最新器具11台を備える。
 日曜、水曜以外の週5日は半日型のデイサービスを提供。日曜は55歳以上を対象に無料開放する「シニアクラブ」を、水曜は桑折町主催の体操教室やお茶会をそれぞれ開く。
 浪江町民向けの仮設施設としては、一部を除く同町の避難指示が3月末で解除されたのに合わせて閉鎖された。県から譲り受けた桑折町が床を補強し、桑折町社協が器具を導入した。再活用に伴う経費は約1100万円。
 開所式で、高橋宣博桑折町長は「健康増進と交流の場となる」と期待。馬場有浪江町長は「桑折町の支援があったから今がある」と述べた。
 桑折町社協の鈴木研宗会長は取材に「両町民が集い、悩みを打ち明け合える場にしたい」と話した。


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2017年06月02日金曜日


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