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<除染事業贈収賄>環境省職員に懲役1年求刑

 東京電力福島第1原発事故の除染事業を巡る汚職事件で、収賄罪に問われた環境省福島環境再生事務所の元専門官鈴木雄二被告(57)=南相馬市原町区桜井町1丁目=の論告求刑公判が1日、福島地裁であり、検察側は懲役1年、追徴金約23万円を求刑した。
 検察側は「強い監督権限で弱い業者の立場につけ込んだ悪質な犯行。復興に向けた国の事業への信頼も大きく損なった」と指摘。弁護側は「利益を得ようとした積極的な犯行ではなく、金額も少額で悪質性は低い」と、執行猶予付きの判決を求めた。
 起訴状などによると、被告は、国が発注した2015年度の福島県浪江町の除染工事で、下請け参入への便宜を図った見返りなどと知りながら、富山県の土木建築会社の元社長(63)から、現金約2万5000円を受け取ったほか、飲食や旅行など約20万円相当の接待を受けたとされる。


2017年06月02日金曜日


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