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<仙台中学生自殺>児童生徒と個別面談へ

校長らにいじめや体罰の防止を呼び掛ける奥山市長

 仙台市教委は2日、全市立学校などで夏休み前半までをめどに、担任教諭が児童生徒と個別面談する方針を明らかにした。宮城野区の市教育センターであった緊急合同校長会で各校長に指示した。
 市内では、2年7カ月間に市立中学生3人がいじめ絡みで自殺する問題が相次いだ。個別面談は児童生徒と担任教諭が直接向き合い、いじめなどに適切に対応することで自殺防止を図るのが狙い。
 合同校長会には今回初めて、奥山恵美子市長と文部科学省の担当者が出席した。奥山市長は講話で、4月下旬にいじめを訴えて自殺した青葉区折立中2年の男子生徒が教員による体罰も受けていた問題に言及。「教員一人一人の在りようが問われている覚悟をもってほしい」と呼び掛けた。
 折立中の問題で市教委は当初、いじめの重大事態に位置付けなかった。文科省の松林高樹生徒指導室長は「事実関係が確定した段階ではなく、『疑い』が生じた段階で重大事態として調査する必要がある」と強調した。


2017年06月03日土曜日


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