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<全日本大学野球>「聖和コンビ」躍動誓う

全国の舞台を前に素振りで汗を流す小野主将
キャッチボールでフォームを確認する菅野投手

 野球の南東北大学リーグの石巻専大が、5日に東京・神宮球場などで開幕する全日本大学選手権に出場する。春季リーグとしては2009年以来、8年ぶりに優勝を飾って全国切符をつかんだ。1番打者の小野侑宏主将(4年)と主戦の菅野一樹投手(2年)は共に聖和学園高出身。投打の柱となる「聖和コンビ」は、「良いプレーをして勝ちにいく」と闘志を燃やす。
 リードオフマンの小野主将は打率4割7分1厘、菅野投手もリーグトップの5勝で防御率1.76と好成績。「投打のバランスが良かった」と小野主将は笑顔で振り返る。
 2人は、昨年の秋季リーグで味わった悔しさをばねにした。小野主将は秋季の打率が1割台と低迷。ミート重視から強振する打撃フォームに変え、今季は二塁打を5本放つなど長打力が増した。
 菅野投手は同率首位だった福島大と優勝を争うプレーオフに先発して敗戦。投げ込みや体幹トレーニングを重ね、140キロ前後だった球速を145キロまで上げた。
 聖和学園高で甲子園出場を目指して練習に汗を流した。夢は果たせなかったが、菅野投手は「小野さんは当時からプレーでもチームを引っ張っていて尊敬できる人」と振り返る。小野主将も「菅野はマウンドに立つと人が変わる。今は頼りになるエース」と認める。先輩と後輩の絆は新たなステージでさらに強まっている。
 全日本大学選手権は、5日の1回戦で共栄大(東京新大学リーグ)と対戦する。小野主将は「5割以上打って勝利に導く。ベスト8以上が目標」と燃え、菅野投手も「悔いが残らないように一球一球に気持ちを込める」と意気込む。共に高校で果たせなかった全国の舞台で躍動を誓う。


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2017年06月03日土曜日


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