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遮光器土偶に迫る きょうから企画展

岩手県などから出土した遮光器土偶が並ぶ企画展

 特徴的な目を持った遮光器土偶の魅力を紹介する企画展が3日、盛岡市の岩手県立博物館で始まる。土偶出土数で日本一の岩手県など東北や関東、関西の50点以上を展示。形状や使用痕から謎に包まれた用途の解明に迫る。8月20日まで。
 岩手県内で出土した土偶は6500点以上。このうち遮光器土偶は1100点以上あり、全国の6割超を占めている。
 企画展では、遮光器土偶の成り立ちや全国への広がり、出土場所の当時の環境を解説する。透かし彫りのある耳飾りや彫刻文様のある鹿角製腰飾りといったアクセサリー、クマ形土製品、ガラス玉などを展示し、縄文時代の優れた造形文化を体感できる。
 土偶シンポジウム(7月16日)や展示解説会もあり、博物館の金子昭彦主任専門学芸員は「全国的に人気の遮光器土偶を通して、縄文時代の岩手が豊かな文化を形成した土地だったと知ってもらいたい」と話す。
 午前9時半〜午後4時半(8月は午後5時半まで)。7月31日、8月7、14日を除く月曜休館。連絡先は岩手県立博物館019(661)2831。


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2017年06月03日土曜日


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